シーライツについて
シーライツについて
国際子ども権利センター 代表理事
文京学院大学教授
広げよう!子どもの権利条約キャンペーン共同代表
子どもの権利条約総合研究所運営委員、国際開発学会会員、平和学会会員
1960年 | 長崎に生まれる |
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1983年 | 上智大学卒業 |
1983-1987年 | (財)日本ユニセフ協会勤務 |
1987-1989年 | イギリス・サセックス大学開発問題研究所開発学修士課程 |
1991年 | ブータン在住 |
1992-1996年 | インド在住(南アジアNGO研究会メンバー・貧困女性や子ども、NGOについて研究。スラムで識字学校支援) |
1996-1999年 | 国際子ども権利センター・大阪事務所勤務 |
1997-1998年 | 地球市民教育センター兼務 |
1999-2003年7月 | 国際子ども権利センター・横浜事務所を中心に活動 |
2002-2004年 | 立教大学異文化コミュニケーション研究科助教授 |
2003年8月~ | 国際子ども権利センター・カンボジア事務所を開設。子どもの人身売買・児童労働活動に従事。 |
2007年8月~ | タイのバンコクに滞在 |
2010年8月~ | 帰国。東京を中心に活動 |
下記のリストをご参照ください。
<甲斐田万智子>著書・訳書・論文全リスト(PDF 144KB)
*資料集 >著者:甲斐田万智子 から一部ダウンロード可能です。
子どもの権利、開発教育、児童労働、開発と女性
みなさま、こんにちは。甲斐田です。国際協力の分野(子どもと女性)と開発教育にかかわって30年くらいになります。1996年から国際子ども権利センターで活動をしています。国際子ども権利センターで活動したいと思った理由は、まず、子どもの権利の視点で国際協力活動をしていることでした。特に、子どもの「参加の権利」を大切にしているところが、その以前のインドで滞在中に働く子どもたちが参加することによりエンパワーしていたので、共感しました。
第二の理由が、日本の子どもの権利侵害についても注目している点でした。つまり、日本の子どもやおとなに子どもの権利について知らせることにより、しんどい思いをしている日本の子どもの権利も守ろうとしているところでした。
そして、第三の理由が開発教育にも力を入れることによって、南の子どもたちの権利侵害が自分たちの生活や考え方ともつながっていることを考えようとしているところです。
シーライツで活動を始めて15年になりますが、子どもたちをエンパワーする必要はインドでもカンボジアでも日本でもますます必要になっていると思います。働いている子どもたちが、搾取や暴力を受けないようになる社会、貧しい子どもたちが買春宿に売られなくてもすむようになる社会、そして、子どもたちが自信をもって活き活きと暮らせるような社会をつくるためには、もっともっとたくさんのサポーターがシーライツに必要です。どうか、会員やマンスリーサポーター、そして、ボランティアとして、私たちの活動を支援していただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。