Youth For Rights
2017年04月15日
Youth for Rightsメンバーを含む、お茶の水女子高校の生徒さんが「学習冊子」と「世界の子どもたちの現状を知らせる動画」を制作されました。そして、Youth for Rightsの大学生のメンバーがシーライツの事業地カンボジア・タナオコミューンの子どもたちに学習冊子を届けました。
高校生による活動報告をご紹介します。
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私たちは、高校2年時の総合的な学習の時間「持続可能な社会の探究Ⅰ」において、「国際協力とジェンダー」をテーマに1年間活動しました。
前半はいくつかの大使館への訪問を通して、各国のジェンダー問題の現状や対策について調査しました。
その中で、ジェンダー平等を実現するためには、教育が大きな役割を果たしていると分かり、教育に着目した活動を行うことにしました。
そこで、学校に行きたくても行けない子どもたちの学習の手助けをしたいと考え、学習冊子を作成しました。
内容としては、お金の計算ができるようにするための算数の基礎、日常生活に必要な単語、地図などをイラストを交えながら入れました。
シーライツの方々に協力していただき、現地での添削を踏まえて完成させ、2017年2~3月に届けていただきました。
しかし、今回の学習冊子はまだ不完全なものであり、修正しなければならない箇所もあるので、今後は学習冊子の改訂版を作成し、私たちも実際にカンボジアを訪れることを考えています。
また、学習冊子作成の他に、世界の現状をより多くの人々に知ってもらうための動画「とんでけオプルム」を作成しました。YouTubeにアップロードしてあるので、ぜひご覧ください。
動画「とんでけオプルム」URL
https://youtu.be/a1Uql0-wfFI