Youth For Rights
2016年02月26日
先日、公民(社会貢献学習)の授業でシーライツを訪問して下さった東京女学館中学校の皆さんのグループ発表を見に行きました。
パワーポイントを使用した約20分間のプレゼンテーションでは、
・カンボジアの児童労働、人身売買の問題
・スバイリエン州におけるシーライツの活動
・子どもの権利
についてとても詳しく、わかりやすくまとめられていて感激しました。
シーライツからのレクチャーだけではなく、生徒の皆さんが自分たちで調べて、勉強したことがよく伝わってくる発表でした。
他のグループ発表の資料を見る限り、子どもの性的搾取や、人身売買といった重いテーマ、また子どもの権利ベースアプローチという抽象的な概念を扱う団体はシーライツだけで、 中学3年生のクラスメイトに伝わるように、自分たちの言葉で噛み砕いて説明している姿に感心しました。
最後は、
「子どもの権利は、カンボジアの子どもだけではなく、私たち日本の子どもにとっても大切な考え方です。」
「まずは知ること、募金をすること。すぐに出来ることから始めてみませんか。」
というメッセージで発表を終えました。
発表後には、参観に来た私たち(インターン1名、ユース1名)からお話をする時間もいただき、日本の子どものことについて、またユースの活動についてをお伝えしました。
また来年も、このように中学生の皆さんと子どもの権利について学びあえることを楽しみにしています。
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