カンボジアだより
2017年02月18日
今年も、2017年2月10日から16日にスタディツアーを開催し、学生・社会人の方々15名にご参加いただきました。
今回は「子どもの権利研修ツアー」と名を改め、子どもにやさしい社会づくりの理論と実践をより深く学んでいただけるような行程にパワーアップしての実施となりました。
スバイリエン州の村で過ごすツアー前半では、甲斐田代表理事による子どもの権利に関するレクチャーに加えて、参加者の皆さんが主体となって、子どもとおとなへインタビュー、日本の文化紹介、そして、一緒に体を動かすワークショップをおこないました。
一方、ピア・エデュケーターの子どもたちからは「人身売買に娘を出してしまう愚かな夫婦」の劇や、「安全な出稼ぎと危険な出稼ぎ」のミニレクチャーの発表があり、その堂々とした姿に参加者の皆さんからは驚きの声があがりました。
プノンペンに移動したツアー後半では、人身売買の問題に取り組むNGO訪問や、トゥールスレン博物館・キリングフィールドの見学を通して、カンボジアの抱える社会問題とその歴史的背景について学びました。
最後に、カンボジアの誇りであるアンコール遺跡を観光し、5泊7日のツアーを終えました。
次回のカンボジア子どもの権利研修ツアーの実施は2019年2月頃を予定しております。詳細が決まりましたらホームページでお知らせいたします。