カンボジアだより
2016年01月22日
タナオ・コミューンの住民によって結成された農業組合の年次総会で、組合員やカンボジア政府関係者が200人を前に、ピア・エデュケーターが啓発劇を演じました。
先日シーライツのトレーニングで学んだ栄養や健康、食の安全、さらに、身の回りの衛生をテーマとした約25分のコメディ劇でした。
自分たちでセリフを考えたり、劇の最後には参列者に対して安心・安全な暮らしを求めるメッセージを伝えるなど、日頃のピア・エデュケーション活動の成果をしっかりと発揮することができました。
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会場からもどっと笑いがおこったり、拍手が送られたりと、大きな反響がありました。
スタッフとしては、劇の成功もとても嬉しかったのですが、総会後の会食会で、ピア・エデュケーターが率先して給仕を手伝っていたことに関心しました。子どもたちは地域の活動に参加する機会を心から楽しんでいました。
夕方には、シーライツの事務所にピア・エデュケーターを招き、ささやかな慰労(食事)会を開き、一緒に今日の成功をお祝いしました。