カンボジアだより
2015年12月16日
学校の新学期が始まるのにあわせて10月22・23日に行った「子どもを学校に通わせよう」キャンペーンマーチでピア・エデュケーターが村人から集めた募金は、112.5ドルなりました。
このお金でペンやノートを購入し、タナオコミューンの貧しい世帯の子どもたちに配布しました。ピア・エデュケーターが村ごとに「貧困世帯」とその世帯に何人の子どもがいるかを調べ、リストを作りました。
リストによれば、子どもの数は合計で130名。
このリストにもとづき、シーライツのスタッフがカラーペン・鉛筆・鉛筆削り・消しゴム・ノートを購入し、ピア・エデュケーターが130名分の袋詰めの作業をしました。
そして、本日、ピア・エデュケーターが実施に該当する家族を訪問し、文房具を手渡しました。
学校を辞めてしまうリスクの高いこういった貧困世帯の子どもたちが学校に通い続けられるよう、ピア・エデュケーターによる啓発活動・ピアエデュケーションを継続したり、地域住民の農業を通じた生計向上を目指すタナオコミューン農業組合のメンバーとも協力していきたいと思います。