お知らせ

ピア・エデュケーターの家庭訪問

カンボジアだより

2015年09月15日

 

ピア・エデュケーターの家庭訪問

毎週日曜日、ピア・エデュケーター(子ども代表)の中から3~4名を選んで、選ばれた子どもの家庭を訪問しています。

ほかのピア・エデュケーターが、その子どものお父さん・お母さんに、子どもの性格や家での過ごし方、勉強や将来のこと、シーライツの活動についてどのように話しているかなどをインタビューします。

マッカラ君の家庭訪問

この活動を通してピア・エデュケーターは、仲間のことをもっとよく知り、お互いの絆が深まるだけでなく、シーライツの活動を通して学んだ「子どもの権利」、出稼ぎや物乞いによる児童労働・人身売買の危険、教育の大切さなどを周囲にどのくらい広めているのか、家族が子どもたちの活動をどのくらいサポートしてくれているかも知ることができます。

お父さん・お母さんも、自分の子どもがよい友だちに囲まれ、地域を良くする活動を行っていることを実感できるので、訪問をとても喜んでくれます。



セッくんの家庭訪問

インタビューの最後には、必ずピア・エデュケーターから両親に感謝のメッセージを伝えるようにしています。

下の動画は、以前はちょっとやんちゃな男の子だったピア・エデュケーターのセッくんがお母さんにお礼を言っている様子です。

動画の再生
https://youtu.be/olC-SFtd1NM

(メッセージの内容)生まれてからずっと守ってくれてありがとう。これから一生懸命真面目に生きて、両親を困らせないようにします。

子どもの権利についての研修や人身売買・児童労働に関する子ども向けの啓発に必要な文房具を配布することができます。

童話や物語の本を5冊購入し、本が傷まないように補強してから図書室に届けることができます。

村の清掃と衛生について学ぶ「ゴミ拾いキャンペーン」を1回開催することができます。