カンボジアだより
2014年06月25日
6月から、シーライツのカンボジア事務所に、カンボジア人のアシスタントスタッフが加わりました。
彼女の名前は、ティダといいます。まだ若いですが、子どものときにピア・エデュケーターとして活動した経験があり、筆記テストと面接で、子どもたちや地域に対する熱意が伝わってきたことが採用の決め手となりました。
2012年よりカンボジアプロジェクトを担っているスタッフブントゥーンともども、よろしくお願いいたします。
以下、ティダから日本の皆さまへのごあいさつです。
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私の名前は、シップ・ティダです。22歳で、カークワット村に住んでいます。
シーライツのアシスタント・スタッフになれてとても嬉しいです。
シーライツに応募したのは、シーライツが子どもと一緒に活動をしているということが大きなポイントでした。私は中学生のとき(※)にピア・デュケータ―をしていました。それなので、子どもたちによる活動というのは、とても重要だと思っています。そして、タナオコミューンの一員として 地域の人々をサポートしたい、地域をもっと良くしていきたいと思ったからです。
まずは、子どもの権利やシーライツの活動について、もっとよく勉強するつもりです。
そして、地域の人たちに、コミュニティセンターの図書館の活動のことを知らせたり、違法な出稼ぎに行かなくなるように子どもやおとなを励まし、啓発していくことに力を入れたいと思います。
タナオコミュニティの人々が教育の重要を理解し、豊かになっていくとよいです。
※ティダは、9年生(中3)まで学校に通っていました。
写真右がティダ。チャイルド・フレンドリー・スペース管理運営委員の
メンバーと図書室の飾りつけを制作しているところ。 cC-Rights