カンボジアだより
2010年12月17日
今回は、「カンボジア便り」を影で支えてくださっているボランティアさんをご紹介したいと思います。カンボジアから発信される、子ども関連の英語のニュースを和訳してくださっている「ニューヨーク翻訳グループ」こと、小味さん、多田さん、小嶋さん、植田さんはニューヨークに在住されています。小味さんがNGOスタッフとしてカンボジアに住んでいた頃に、シーライツ代表の甲斐田と知り合い、シーライツの活動に関わっていただくようになりました。
笑顔が素敵な女性4人組♪ 左から小味さん、多田さん、小嶋さん、植田さんに自己紹介していただきました。
「ニューヨークの英語学習団体で知り合った仲間で、みな夫の仕事の都合で渡米しました。約1年前から翻訳の勉強をかねて、一緒に作業しています。現在メンバーは4人。合言葉はニューヨーカーがボランティア仕事の際によく言い合う “Enjoy Yourself!” 」
小味かおるさん
「1992年から13年間、カンボジアで教育・人材育成分野の事業運営に関わりました。スバイリエン州で3年働いた際、子どもたちがベトナムに物乞いに行く現状を知り色々な方に話しましたが、C-Rightsだけが実際に動いてくれました。翻訳を通じてカンボジアと繋がっている実感を得ています。」
植田あき恵さん
「学生時代にアジア太平洋地域の政治経済を専攻していたので、カンボジアは訪れたことはなくとも馴染みの深い国でした。そんなカンボジアの実情を、翻訳を通して少しでも多くの方に知ってもらうお手伝いができること、嬉しく思っています。」
多田衣美子さん
「ニューヨークに来て、日本にいた頃は自分の置かれた狭い世界のことだけを考えて過ごしていたと気づかされました。世界には色々な状況で生きている人がいて、さまざまな問題を抱えていること、翻訳を通じて学んでいます。翻訳記事を通じて、みなさまに現状を知っていただけると幸いです。」
小嶋千夏さん
「学生時代にアジアを中心に15か国周遊しましたが、カンボジアは、自然も豊かで、人も穏やかで、とても良い印象を持ったのを覚えています。翻訳を通して、旅行では見えづらいカンボジアの実情を伝え、別の角度からも理解を深めていただければ幸いです。」