お知らせ

創作ストーリーコンテストを開催しました!

カンボジアだより

2015年09月8日

 

創作ストーリーコンテストを開催しました!

9月5日に、子どもたちによる創作作文コンテストを行いました。作文に限らず歌や詩、などの応募も可能ですが、内容は「教育」に関するものであること、そしてお話の最後にほかの子どもたちへのメッセージや教訓を含める、ということでした。

子どもたちは2ヵ月くらい前から準備をはじめ、最終的に29名の子どもが応募・発表しました。

チャイルドフレンドリースペースに集まった子どもたち

コンテストの発表会当日、会場のチャイルドフレンドリースペースには、友だちの発表を聞こうと、100名を超える子どもたちが集まりました。

2ヵ月も前から構想を練り書き上げただけあって、どの子どもの作文もとてもよく考えられていました。発表の時も、自分の考えたお話を当日審査員を務めたシーライツの理事・スタッフは、29名の作品の中から入賞作品を5つ選ばなければなりませんでしたが、その選考に非常に苦労しました。

ポワンくん

チャンリーちゃん

1位に選ばれたのは困難を乗り越えて成功した男の子の話で、あきらめない心を主張したソンハー君、2位は友だち同士の助けあいの大切さを伝えたセラちゃんが受賞しました。

自転車を贈られたソンハーくん

2人ともコンテスト当日の朝は4時に来て発表の練習をしていたそうです。毎日夜遅くまで取り組んでいたというソンハー君の作文はとても丁寧に考えられていて、スタッフのブントゥーンは「動画にしたら涙なしでは見られないだろう」とコメントしていました。

セラちゃんの作文は「お互いを尊重し、助け合う」という子どもの権利の視点がよくあらわされていることが受賞の決め手でした。

入賞した5名

2人はそれぞれ自転車をプレゼントされ、さっそく笑顔で乗って帰っていきました。

子どもの権利についての研修や人身売買・児童労働に関する子ども向けの啓発に必要な文房具を配布することができます。

童話や物語の本を5冊購入し、本が傷まないように補強してから図書室に届けることができます。

村の清掃と衛生について学ぶ「ゴミ拾いキャンペーン」を1回開催することができます。