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5/7、ピア・エデュケーターのミーティング報告

カンボジアだより

2016年05月9日

 

5/7、ピア・エデュケーターのミーティング報告

シーライツ理事の岡島克樹です。

ふだんは大阪の大学に勤務していますが、2016年度は、研究に専念するようにということで、1年間、カンボジア王立プノンペン大学に派遣され、客員研究員として働いています。
せっかくカンボジアにいるので、今週末は、C-Rightsの事業地に出向き、ピア・エデゥケータ向けのトレーニングセッションを見てきました。内容は子どもたちの、社会やコミュニティ、家族の中での「役割」とは何かというテーマでのディスカッションでした。

まだカンボジア語は下手でして内容の詳細が理解できたわけではありませんが、ときどき「クニョム・クッター」という表現が聞こえてきます。「クニョム」は「わたし」、「クッター」は「~ということを考える」という意味ですが、子どもたちが、メモを見ることもなく、自分の考えを述べていたということです。

積極的に意見を発表するピア・エデュケーター

わたしたちは大人でもときに自分の声を失うことがあります。そして、それはとてもつらいことです。
子どもたちは楽しそうに、ときに笑いながら議論をしていましたが、タナオコミューンの子どもたちには引き続き「発声練習」を十分にしてしていってもらいたいと思いました。

子どもの権利についての研修や人身売買・児童労働に関する子ども向けの啓発に必要な文房具を配布することができます。

童話や物語の本を5冊購入し、本が傷まないように補強してから図書室に届けることができます。

村の清掃と衛生について学ぶ「ゴミ拾いキャンペーン」を1回開催することができます。