カンボジアだより
2017年08月14日
本日は、タナオ・コミューンでの地域住民参加型ワークショップの2日目。
昨日に続き、今後の「子どもの権利促進事業」について住民と一緒に考えます。
ステイクホルダーごと(①子ども代表(ピア・エデュケーター)、②教師、③行政・農業組合)のグループをつくり、子どもの権利を実現するために具体的にどのような事業や活動が必要であるを話合いました。そして、話合いの後、各グループが意見を発表しました。
ピア・エデュケーターからは、「人身売買等の問題に関する意識向上をめざすキャンペーンの実施」、
教師からは、「生徒の中から役員を選出し、学校の様々な課題を話し合う生徒会(school council)の設置」、
行政・農業組合からは、「学校に通う子ども数の増加をめざした活動や児童労働を予防・対応する活動」、
など、それぞれの立場から重要かつ効果が高いと思われる具体的な案がたくさん挙げられました。
明日からは、シーライツとパートナーNGOのCCPCRが住民からの意見を整理し、当初の計画に追加したり修正を加えて、事業をよりよいものにしていきます。