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2020年12月6日
こんにちは。
シーライツ元インターンの柳葉咲希です。
私は10月からカンボジアで生活しています。
シーライツの事業地であるスバイリエン州タナオコミューンを訪問する機会がありましたので、その様子を報告します。
タナオコミューン内には、村の子どもたちが、英語やコンピューターの勉強をしたり、友達と触れ合ったりするために自由に来ることができる、『チャイルドフレンドリースペース(CFS)』が設置されています。
Covid-19の影響でしばらく活動ができない状況にありましたが、10月から英語の授業が再開されました。
11月末に訪問した時は、小学生の子どもたちが110人以上も来ていました。CFS内の隙間はほとんどなく、壁際にまでびっしりと子どもたちが座っていました。
それでも子どもたちは元気に英語を学んでいました。小学生は、数字、曜日、暦の月、色の英単語を大きな声に出して練習し、中学生は英語で自己紹介をしてくれました。
今年度から、新しい女性の先生が英語を教えています。彼女は地元タナオの出身で、スバイリエン大学の学生です。平日は大学に通い、休日にタナオで子どもたちに英語を教えています。
とても熱心な様子で、「自分が英語を教えて、それを子どもたちが覚えて上達している様子を見るのが嬉しい。将来は先生になりたいので、タナオでのこの活動はとても貴重な経験だ。」と話してくれました。
11月に入ってから、カンボジアではCovid-19が再び広がり始めています。学校が再閉鎖されたり、運動が禁止されたり、子どもたちに様々な影響が及んでいます。
早くこの混乱が落ち着いて、子どもたちが好きなことを思いっ切りできる日常がきて欲しいです。
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