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2019年11月18日
こんにちは。シーライツインターンの柳葉です。
シーライツは、現地NGOのCCPCR(Cambodian Centre for the Protection for Children’s Rights) と共にカンボジア事業を実施しています。
9月4日から9日にかけて、シーライツの事業地であるスバイリエン州タナオコミューンを訪問しました。
今回は、タナオコミューンの3つの家庭を訪問した際の様子を報告します。
1.ライ・スレイニットさん 14歳
3年ほど前からピアエデュケーターとして活動しています。先輩からピアエデュケーターについて聞き、興味を持ったそうです。
「以前から、先生による体罰などの子どもに対する暴力に関して考えたことがあり、今後も、友達と話し合っていきたい。」と言っていました。
また、「サポートしてくれる大人が周りにいるから、暴力を通報することは怖くない。」とのことでした。
しっかり者のスレイニットさん、ワークショップで堂々と話している姿も印象的でした。
(写真:スレイニットさんの自宅前にて)
2.テッ・ドーンさん 13歳
自分から立候補し、新しくピアエデュケーターとなりました。
あだ名はミスタードーン。みんなからミスタードーンと呼ばれ、嬉しそうにはにかんでいました。
「たくさん勉強し、大きくなったらお母さんとお父さんを支えたい。」と頼もしいコメントをしてくれました。
また、「なぜわざわざ遠い日本から来たのか。」「なぜ学校をやめてしまう子どもがいるのか。」「物乞いが楽しいと言っている子どもがいた。」などと、率直な質問をされました。
何事にも興味津々な様子のミスタードーン、ピアエデュケーターとしての活躍が楽しみです。
(写真:ドーンさんと両親)
3.ナーン・ピセイさん 14歳
自ら立候補して、新しくピアエデュケーターとなりました。
インタビュー時は、少し緊張している様子にも見えましたが、「将来は学校の先生になりたい。」と夢を語ってくれました。
この日の前日に行われたワークショップを通して、「友達を助けるために自分の意見をしっかり言うことが大切だと学んだ。」と話してくれました。
真面目な印象のピセイさん、学んだ事を活かして、ピアエデュケーターの活動を引っ張っていってほしいです。
(写真:ピセイさんの自宅前にて)
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