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2019年11月8日
こんにちは。シーライツインターンの柳葉です。
シーライツは、現地NGOのCCPCR(Cambodian Centre for the Protection for Children’s Rights) と共にカンボジア事業を実施しています。
9月4日から9日にかけて、シーライツの事業地であるスバイリエン州タナオコミューンを訪問しました。
今回は、タナオコミューンの小・中学校の先生3名、AC(農業組合)のメンバー2名、CFS(チャイルドフレンドリースペース)の運営管理委員2名の方々へインタビューしたときの様子をお伝えします。
(写真:先生、ACメンバー、運営管理委員との集合写真)
先生方へインタビューをした際、シーライツがタナオコミューンで活動を開始する前と後で変化したこととして、「勇気を持つ子どもたちが増え、自分の意見を言ったり、相手の意見を聞いたりすることができるようになったと感じる。」と話していたことが印象的でした。
自分が一方的に意見を発するだけでなく、相手の意見を受け入れることも大切なのだと、改めて認識することができました。
また、「以前は、棒でたたくなどの体罰が当たり前にあり、親も先生に厳しいしつけをまかせっきりだったが、今では変わってきている。」とみなさん話していました。
子どもの権利を知ることで子どもたちにとってよりよい社会をつくるには、親や先生、地域の大人たちの協力が不可欠なのだと強く感じました。
(写真:インタビュー中の様子)
ACの会長からは、「子どもの権利はとても重要で、子どもたちだけでなく、大人たちも学ぶことができ、村全体が良い方向に変わってきている。これからも継続して支援をして頂きたい。」というコメントをいただきました。
今回のインタビューを通して、タナオの地域全体が徐々に変化してきている様子がよく伝わってきました。
次回は、CCWC(女性と子どものためのコミューン委員会)メンバーへインタビューしたときの様子を報告します。
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