カンボジアだより
2017年08月13日
事業地のタナオコミューンを訪問中の甲斐田理事が、コミュニティセンターのチャイルド・フレンドリー・スペースで子どもたちを含む地域の住民を招いて、ワークショップを開催しました。
コミューン評議会のメンバー、村長、教師、農業組合の役員、チャイルド・フレンドリー・スペース運営管理委員、保護者、ピア・エデユケーターなど約40名が参加しました。
シーライツのファシリテーションのもと、参加者にタナオコミューンの子どもに関する問題を付箋紙にそれぞれ記入してもらい、前方のホワイトボードに貼り出し、全員で共有しました。
そして、なぜそのような状況になっているのか、問題の原因を分析し、
問題が解決されるための手段を一緒に考えました。
また事業の協働パートナーであるCCPCRに、タナオコミューンで活動する他NGOの事業や役割について調査結果を共有してもらい、それらの事業とのオーバーラップを避け(または協力し)、シーライツとCCPCRがタナオコミューンで子どもたちの権利を守るために取り組むべき活動の主軸を検討しました。
参加者の中には、「子どもの権利」について理解していないおとなもいて、シーライツのピア・エデュケーターが前に出て、詳しい説明をしてくれました。