イベント
2016年05月9日
東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラムでは、人間の安全保障の議論の中で周縁的な話題になりがちであった子どもに焦点を当て、認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)との共同企画「子どもと向き合う人間の安全保障」連続セミナーを6回にわたり開催いたします。
連続セミナー第Ⅱ回の講師は、元UNICEF職員、現在は早稲田大学大学院アジア太平洋研究科研究科長で教授を務めておられる勝間靖さんです。
開発学・国際人権論の専門家という視点から、メキシコやアフガニスタンでの職務経験や、アフリカでのマラリアやエボラ出血熱の調査を踏まえ、子どもの商業的な性的搾取、武力紛争下の子ども、グローバルヘルスにかかわる勝間氏自身の研究に関して、ご講演いただく予定です。
事前申込は不要、どなたでもご参加いただけます。
HSPホームページでも詳細をご案内しております。
http://hsp.c.u-tokyo.ac.jp/?p=1612&lang=ja
◆勝間靖(早稲田大学教授)
早稲田大学国際学術院副学術院長、大学院アジア太平洋研究科長、アジア太平洋研究センター所長。また、国際開発学会副会長、日本国際連合学会理事、国際人権法学会理事。大阪大学大学院で法学修士(国際関係法学)を取得後、東南アジア、南アジア、南米で開発調査に従事。その後、ウィスコンシン大学マディソン校でのPh.D.(開発学)取得を経て、国連児童基金(UNICEF)入所。メキシコ、アフガニスタン/パキスタン、東京事務所での勤務を経て、現職。専門分野は、開発研究(人間開発)、国際人権論(子どもの権利)、人間の安全保障。編著書として『アジアの人権ガバナンス』(勁草書房、2011)と『テキスト国際開発論~貧困をなくすミレニアム開発目標へのアプローチ』(ミネルヴァ書房、2012)など。
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