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【イベント報告】第4回 わかまち・C-Rights連携フォーラム「社会にマイノリティの子ども・若者の声を反映するためにどんな仕組みが必要か?」

イベント

2022年12月5日

 

こんにちは! シーライツ学生ボランティアの川島杏心です!

今回は、9月24日に行われた第4回わかまち・C-Rights連携フォーラム「社会にマイノリティの子ども・若者の声を反映するためにどんな仕組みが必要か?」について報告します。

概要

■開催日時:2022年9月24日(土)13:30-15:30

■実施方法:オンライン

■参加人数:11名

 

 

登壇者プロフィール

田中宝紀(たなか・いき)さん / 特定非営利活動法人青少年自立援助センター

1979年東京都生まれ。16才で単身フィリピンのハイスクールに留学。フィリピンの子ども支援NGOを経て2010年より現職。海外にルーツを持つ子どもたちのための専門家による教育支援事業『YSCグローバル・スクール』を運営する他、日本語を母語としない若者の自立就労支援に取り組む。日本語の壁、いじめ、貧困など、こうした子どもや若者が直面する課題を社会化するために積極的な情報発信を行っている。Yahoo!ニュース個人オーサー、朝日新聞デジタル「コメントプラス」コメンテーター、「中央教育審議会」臨時委員(初等中等教育分科会)他。著書『『海外ルーツの子ども支援 言葉・文化・制度を超えて共生へ』(2021年、青弓社)

 

星野慎二(ほしの・しんじ)さん / (認定)特定非営利活動法人 SHIP 理事長

2002年性的マイノリティの支援団体「横浜 Cruise ネットワーク(現在、 特定非営利活動法人 SHIP)」を設立。神奈川県との協働事業 により性的マイノリティの支援施設「かながわレインボーセンター SHIP」、 「SHIP にじいろキャビン」、横浜市からの委託事業で交流スペース「FriendSHIP よこはま」の開設にかかわる。2015 年には、横浜弁護士会(現:神奈川県弁護士会) 人権賞、2017 年 神奈川県から、かながわレッドリボン賞を受賞。

 

 

↑当日のトークの様子

 

 

感想・学びや気づき

参加者の方々からいただいた感想、学びや気づきを、一部抜粋・編集してご紹介します。

 

登壇者のお話を聞いて(学生ボランティア)

今回参加してみて、海外ルーツの子どもたちや性的マイノリティで悩む子達の話を聞いて、凄く考えさせられる内容でした。外国ルーツの子どもたちは、その子自身や両親が日本語が上手でないために、学校と親との連携が取れないなどを様々な問題が生じていることを知りました。

また、性的マイノリティで悩む子達に関しては、自分の気持ちや思いなどをいう機会がなく、誰に相談していいか分からず悩む子が多くいる事を知りました。海外ルーツの子どもたちと性的マイノリティで悩んでいる子どもたちに必要なのは、居場所であると感じました。居場所を作る事で少しでも自分らしく生きることに繋がるのかなと思いました。どちらも、今の教育現場でも大きな問題となっていることなのでどう接していけば良いかなどを知るとても良い機会になりました。(川島杏心)

 

田中さんの講演に関して、海外にルーツのある子どもに対する支援が行われていることは知っていたのですが、今後海外ルーツの子どもが増加することは今回初めて学んだので、支援の強化や、携わる人数を増やすなどの対策が必要であると感じました。

また、NPO等による支援には、担い手不足や学習支援以外の資源が少ない等の課題があることも学び、充実した支援を行うために解決すべき課題が多くあることを実感しました。(大場彩香)

 

 

 

↑最後に参加者の皆さまと共に

 

子どもの権利についての研修や人身売買・児童労働に関する子ども向けの啓発に必要な文房具を配布することができます。

童話や物語の本を5冊購入し、本が傷まないように補強してから図書室に届けることができます。

村の清掃と衛生について学ぶ「ゴミ拾いキャンペーン」を1回開催することができます。