お知らせ

【イベント報告】第2回 わかまち・C-Rights連携フォーラム「子どもが直面する問題を解決するために子ども議会・子ども会議はどのようなカタチであるべきか?」

イベント

2022年06月6日

 

こんにちは!

 

シーライツインターンの大島万奈、多田有香です!

今回は5月29日に行われた第2回わかまち・C-Rights連携フォーラム「子どもが直面する問題を解決するために子ども議会・子ども会議はどのようなカタチであるべきか?」の内容をご報告します。

 

 

概要

■開催日:2022年5月29日(日曜日)

■実施方法:オンライン

■参加人数:13名

 

 

登壇者プロフィール

■前川友太さん

川崎市子ども会議サポーター・かわさき子どもの権利フォーラム事務局

 

■齋藤愛彩さん

山形県遊佐町少年議会、東北芸術工科大学 デザイン工学部 コミュニティデザイン学科2年、愛知県新城市若者議会に市外委員として参画

 

 

感想、学びや気づき

参加者の方々からいただいた感想、学びや気づきを、一部抜粋・編集してご紹介します。

 

開催内容

最初に前川さんより、川崎市内の子ども会議について説明していただき、そのうえで子ども会議はどのようなカタチであるべきかについてお話していただきました。また、子ども会議の参加を通して、街への愛着が持て、さらに子どもたちは学校・家庭とは別の居場所を持つことができることを伝えてくださいました。

次に斎藤さんより、遊佐町少年議会の活動についてお話してくださいました。そして、遊佐町少年議会に参加している町の子どもたちにとってどのようなことができるのか、また、少年議会を通じて町や子どもたちにどのようなことをもたらすのかについてお話していただきました。

その後の前川さんと斎藤さんのクロストークでは、子ども会議の活動や内容において地域差があることが明らかになりました。

そして最後に参加者の方々にグループに分かれていただき、感想や意見共有を行っていただきました。

 

 

登壇者のお話を聞いて(インターン)

私は、前川さんが「子どもたちが子ども会議を通して、意見を言えるようになった」とおっしゃっていたところが特に印象に残りました。意見を言うことや、発言をするのが苦手な子どもたちが、子ども会議を通して意見表明する力が付くというのは、子ども会議の場だけではなく、学校などの他の場所でも上手く自分の意見を述べられるようになり、それはとても素晴らしいことだと思いました。このお話を聞き、子どもたちが堂々と意見を言えるようになるためには、周りの子どもたちやおとなたちが意見を否定したり、馬鹿にしたりするような言動を一切行わないようにするなど、子どもたちにとって意見しやすい環境づくりがとても大切であると考えました。

(大島万奈)

 

私は齋藤さんがおっしゃっていた、「まずはやってみなさい、周りの大人を困らせることがあなたの役割」と周りのおとなの方に言われたというのが印象に残りました。なかなか周りのおとなを困らせなさいと言われることはないと思います。そのように言ってくれる環境があるということが、子どもがのびのびと自分で何かやってみるということにつながり、自分の自信にもつながると考えます。こどもの参画には、おとなと子どもの関係、環境が整っていることが重要であると思いました。

(多田有香)

 

今回参加したことで、こどもが意見をいう場所の重要性についてより理解できました。

各市町村の子ども会議にはそれぞれ子ども会議のレベルがあることが分かりました。

まちづくりの協力者や子どもの居場所確保のためのこども会議や少年議会にするのではなく、子どもが参加することの大切さと誰でも意見が言えること、また、社会を変えられることの重要性を理解できる場所になるべきだと思いました。

(山崎姫乃)

 

↑最後に参加者の皆さまと共に

 

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