イベント
2021年11月1日
11月20日は世界子どもの日。
1989年のこの日に国連で子どもの権利条約が採択されたことを記念してつくられました。
国際子ども権利センター(シーライツ)は、1992年の設立以来、子どもの権利を普及する活動をしてきましたが、特に子ども自身が参加の権利を知り、子どもが直面する問題を解決し、社会をよりよくするために声を上げてほしいと考えています。
今回、子どもや若者の社会参加を大事にするスウェーデンの研究家である両角達平さん、静岡で高校生など若者の声をまちづくりに反映する活動をしてきた土肥潤也さん、国際NGOオックスファムをはじめ、子どもや若者による社会変革にかかわってこられた鈴木洋一さんを招いて、子どもの権利を推進することが子どもや若者をどのようにエンパワーして社会を変えることにつながるかを共に考えます。また、甲斐田万智子代表理事からは、子どもの権利が実現し、子どもが活躍する社会にするために、子ども基本法や子ども施策を進める省庁がどのような内容になるべきかについてお話させていただきます。
【概要】
日時:11月21日(日)14:00〜16:30
会場:オンライン
定員:100名
参加費:無料
主催:認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)
【プログラム】
1.開会の挨拶
2.スピーカーズコーナー
各登壇者から子どもの声によって社会を変えることをテーマに発言いただきます。
■「子どもの声を聴いて社会を変えるための子ども基本法」
甲斐田万智子/認定NPO法人国際子ども権利センター (シーライツ)代表理事
■「スウェーデンの子ども若者の政治参加と子どもの権利」
両角達平さん/(国立青少年教育振興機構研究員)
■「こども・若者政策立案の重要さ」
土肥潤也さん/NPO法人わかもののまち、こども政策の推進に係る有識者会議 臨時委員
■「「子ども」は「未熟」。その偏見はどこからくるのか?」
鈴木洋一さん/NPO法人Wake Up Japan代表理事
3.パネルディスカッション「子どもの権利を進めていくことと社会変革」
登壇者によるクロストークを行います。
4.振り返り(ブレイクアウトセッション)
これまでのイベント内容を少人数のグループごとに感想を分かち合います。
5.質疑応答
6.まとめの言葉
7. 閉会の挨拶
【お申し込み】
以下のURLにアクセスし、申込フォームに必要事項を記入のうえ、お申し込みください。
https://docs.google.com/forms/20211120
申込締切:11月21日(日)14:00 *先着順
※本イベントにはブレイクアウトセッションの時間がございますが、耳だけ参加(マイク・カメラoff)にも対応しております。また、途中入室・途中退室も可能ですので、ぜひご参加ください!お待ちしています。
【登壇者プロフィール】
■甲斐田万智子/認定NPO法人国際子ども権利センター 代表理事、文京学院大学教員、広げよう!子どもの権利条約キャンペーン共同代表。
インドで子どもが問題解決に参加しエンパワーされるのを見てきた体験から、シーライツの職員として日本で子どもの参加の権利を普及する活動を進める。2004年からカンボジアで子ども自身が人身売買や児童労働をなくす活動に従事。編著『世界中の子どもの権利をまもる30の方法』(合同出版)、共著『SDGsと開発教育 持続可能な開発目標のための学び』(学文社)、共編著『小さな民のグローバル学:共生の思想と実践を求めて』(上智大学出版)共著『対人援助のためのコミュニケーション学:実践を通じた学際的アプローチ』(文京学院大学総合研究所)ほか。
■両角達平(もろずみ・たつへい)さん
1988年生まれ。長野県出身。(独)国立青少年教育振興機構 青少年教育研究センター 研究員。若者の社会参画について、ヨーロッパ(特にスウェーデン)の若者政策、ユースワークの視点から研究。ストックホルム大学教育学研究科修士卒。現在は国立青少年教育振興機構に研究員として勤めながら、都内の大学で教鞭とる。著書「若者からはじまる民主主義』(萌文社)2021年
https://tatsumarutimes.com/profile/page-167
■土肥潤也さん/ NPO法人わかもののまち創立者、こども政策の推進に係る有識者会議 臨時委員
コミュニティファシリテーター。1995年、静岡県焼津市生まれ。静岡県立大学経営情報学部卒、早稲田大学社会科学研究科修士課程 都市・コミュニティデザイン論修了、修士(社会科学)。2013年から若者の社会・政治参加に関する活動に参加し、2015年には、若者がひとりの市民として参画する「わかもののまちづくり」を掲げ、NPO法人わかもののまちを設立。静岡県内を中心に、若者会議やユースセンター、探究学習をはじめとした高校生のプロジェクト型学習の場づくりの立上げ/運営に携わる。これまでの経験をもとに、全国各地の子ども・若者のまちづくり参加に関わる研修や実践支援、政策形成に取り組む。2020年に、まちのコーディネート集団として、一般社団法人トリナスを共同創業、現在は代表理事。元内閣府「子供・若者育成支援推進のための有識者会議」構成員。内閣府「若者円卓会議」委員、みんなの図書館さんかく館長。
コミュニティの実験室|コミュニティファシリテーター土肥潤也の日々の研究記録 (dohijun.com)
■鈴木洋一さん/NPO法人Wake Up Japan代表理事
1985年生まれ。学生のころから模擬国連等を通じて社会啓発に関与。G8洞爺湖サミットに向けた若者提言などに参加。大学卒業後、マレーシアにて高校生や大学生向けの環境啓発活動を行う。帰国後、国際NGOオックスファムにて、社会を変える若者の担い手づくりや社会を変えるムーブメントづくりに従事する。2016年に社会教育団体Wake Up Japanを立ち上げ、アクティブシティズンシップと社会正義、対話による協働関係促進を進める。現在、その他に、NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン アドバイザー、一般社団法人オール・ニッポン・レノベーション理事、公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本理事、NPO法人開発教育協会 評議員などを務める。企画・執筆として「Social Action Handbook」(開発教育協会)2017年に関わる。
【お問い合わせ先】
認定NPO法人 国際子ども権利センター
info@c-rights.org
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