お知らせ一覧
2020年12月25日
第2回チャイルドライツカフェ「多様な学びと子どもの権利」
認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)では子どもの権利に基づいた活動を展開しています。今、学校に行かないでほかの学びを求める子どもたちがたくさんいます。2016年に教育機会確保法が制定されたにもかかわらず、子どもが学校以外で学ぶ権利はまだ十分認められていません。
子どもの権利に基づけば、子どもが望む方法や場所で、学びたいことを学ぶ権利を保障しなければなりません。子どもの権利条約が保障しているのは「学校に行く権利」ではなく「子ども本人が学ぶ権利」です。この「子どもの学ぶ権利」というテーマを、とことん皆さまと共に考えていきたいと思います。
今回はシーライツ代表理事である甲斐田万智子と理事の寺中誠の2人による対談形式にて開催。シーライツがこれまで取り上げてきた多様な背景(不登校、セクシャルマイノリティ、外国につながる子どもなど)をもつ子どもたちの権利に触れながら議論を深めていきたいと思います。
〔スケジュール/2021年1月9日(土)15:00-16:00〕
15:00-15:05 主旨説明 奥山 桂子(シーライツ事務
局長)
15:05-15:40 多様な学びと子どもの権利 対談
甲斐田 万智子(シーライツ代表理事/文京学院大学 教授)
寺中 誠(シーライツ理事/文京学院大学、東京経済大学、ほか講師)
15:40-15:55 質疑応答
15:55-16:00 閉会の挨拶
〔参加費・参加方法〕
参加費は無料です。オンラインにて開催いたします。
1月8日(金)正午までに下記URLよりお申込みください。
お申込みいただいた方に参加用の
URL(ZOOMを利用予定)を送付いたします。
https://forms.gle/csaCsN3fQZYmdyNs5
〔講師プロフィール〕
■寺中 誠:
NPO法人国際子ども権利センター(C-Rights)理事。文京学院大学他、多数の大学にて講師として勤務。元アムネスティ・インターナショナル日本事務局長。息子は小中高とシュタイナー学校に通う。
共著書、論文に 「Q&A ヘイトスピーチ解消法」(現代人文社、2016年)、 「ぼくのお母さんを殺した大統領をつかまえて―人権を守る新しいしくみ・国際刑事裁判所」(合同出版刊、2014年)、 「裁判員と死刑制度」(新泉社刊2010年)、 「国際的孤立に進む日本の人権政策」(岩波書店「世界」2013年10月号)、 「死刑は、政治的意思によって廃止できる」(岩波書店「世界」2008年9月)、 「「治安悪化」というパニック」(マスコミ市民460号2007年)、 「
貧困層への統制からハイパーゲットーへ」(CPRニュースレター58)、 「新たな差別社会を生む「入管法改訂」」(「世界」2006年6月号)、 「会社員のためのCSR入門」(第一法規2008年)、 「国際NGOが世界を変える―地球市民社会の黎明」(東信堂、2006年)、 「「正義」の再構築に向けて―国際刑事裁判所の可能性と市民社会の役割」(現代人文社、2004年)、 「入門国際刑事裁判所―紛争化の暴力をどう裁くのか」(現代人文社刊、2002年)など。
■甲斐田 万智子:
NPO法人国際子ども権利センター(C-Rights)代表理事。文京学院大学教授。編著『世界中の子どもの権利をまもる30の方法』(合同出版)、共編著『小さな民のグローバル学:共生の思想と実践を求めて』(上智大学出版)共著『対人援助のためのコミュニケーション学:実践を通じた学際的アプローチ』(文京学院大学総合研究所)ほか。
【お問合せ先】認定NPO法人 国際子ども権利センター(シーライツ)
担当:奥山
E-mail: info@c-righrs.org
Recent News