イベント
2015年01月5日
C-Rights × HUMAN RIGHTS WATCH
「子どもの家庭で暮らす権利を守る 〜報告書『夢がもてない』の意味は?」
みなさんの知り合いに施設出身の人はいますか?
家の近くに児童擁護施設はあります多くの人にとって児童擁護施設や里親制度は、身近な存在ではないかもしれません。
しかし、さまざまな理由で親と暮らすことができなくなり、施設で暮らす子どもたち
か?
が日本にはたくさんいます。
施設で暮らすことは子どもたちの生活、将来にとってどんな影響があるのでしょう
か?
施設ではなく、養子縁組して新しい家族を持ったり、里親のもとで暮らすことはどん
なメリットがあるのでしょうか。
今回のセミナーでは、施設で暮らす子どもたちにとっての最善の利益とは何か、家庭
で暮らすことによってどんな利益があるかということを子どもの権利の視点から考え
ます。
スピーカーは、ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗さんです。
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、昨年、施設で暮らす子どもたちについての調査報告書「夢がもてない 日本における社会的養護下の子どもたち」を出版しました。
赤ちゃんが十分に抱っこされたり、話を聞いてもらえたりする「家庭で暮らす権利」について考えたいと思います。
保育はありませんが、赤ちゃん連れ、子どもさん連れのママ・パパ大歓迎です。
≪内容≫
ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗さんに、日本の施設で暮らす子どもたちについて、ヒューマン・ライツ・ウォッチが行った調査結果『夢がもてない―日本における社会的養護下の子どもたち』をもとに、海外の状況と比較しながらご報告していただきます。
そのあと、施設で暮らす子どもが「家庭で暮らす権利」を奪われ、毎日の暮らしの中でさまざまなことを選ぶ自由が制限されることによって、その後の人生にどのような影響があるのか、土井香苗氏とシーライツ代表理事の甲斐田万智子が対談形式でお話しします。最後に、参加者同士でワークショップを通してディスカッションを行いながら、内容について深めていきます。
■日時:2015年1月31日(土) 14:00~17:00 (予定)
■会場:JICA地球ひろば(東京都新宿区市谷本村町10-5)
会場への行き方:(地図)http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
JR中央線・総武線 「市ヶ谷」 徒歩10分、
都営地下鉄新宿線 「市ヶ谷」A1番出口 徒歩10分、
東京メトロ有楽町線・南北線 「市ヶ谷」4番/6番出口 徒歩8分
■定員:65名 (要予約、定員になり次第締切)
■参加費:500円
■主催:認定NPO法人 国際子ども権利センター (シーライツ)
■共催:ヒューマン・ライツ・ウォッチ
■申込方法:メールにて(お名前、ご連絡先、所属先、参加人数)を明記の上、
件名に「1月31日セミナー参加」として、
c.rights.youth@gmail.com(シーライツのユース・チーム宛て)まで申込みください。
◆スピーカー◆
土井香苗(Human Rights Watch日本代表)
1996年に司法試験に合格後、大学4年生の時、アフリカで1番新しい独立国(エリトリア)に赴き、法律づくりのボランティアをする。
2000年から弁護士として活躍。
ニューヨーク大学ロースクール修士(国際法)課程修了し、米国ニューヨーク州弁護士として勤める。2006年から、Human Rights Watch(HRW)のニューヨーク本部のフェロー、2007年から日本駐在員となる。2008年9月からHRWの日本代表として現在勤めている。
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