イベント
2011年11月6日
10月29日に、NPO法人・PACE(カンボジアの教育を支える会)と東洋大学人間科学総合研究所との共催で、カンボジアの子ども支援をとおして子どもの権利を考えるセミナー「途上国に学校を建てるだけでいいの?~学校建設の先に必要なこと」を開催しました。
会場がほぼ満席となる44名の皆さんが参加されました。
共催団体であるPACEは、主に大学生が中心となってカンボジアの初等教育(小学校)を支援しています。セミナーでは、まず最初に、PACEが支援をしていた地域で企業からの強制立ち退きによって、子どもが学校に行けなくなったり生活が困難になったりした状況の報告がありました。その後、シーライツの甲斐田代表理事より、観光で訪れるだけでは決して知ることのできない働く子どもたちの現状、性的搾取や人身売買などの被害に遭う子どもたちとその権利について解説がありました。
子どもが自分の権利を親に伝えたり、親が企業に責任を問いかけることができるようになるためにも、教育や権利を教える授業内容、住民を危険から守るための日本の私たちのかかわりが大切では、というメッセージがシーライツとPACEから参加者に伝えられました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
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