報告
2008年07月18日
7月12日は、暑い中、ワークショップ「感じよう、子どもの気持ち」に26名の方々が参加してくれました。
はじめに農村の貧しい家庭で生まれ育ったスーダという子どもの物語を読み、その後の展開をグループで考えました。スーダは家が貧しいため都会に出てくず拾いや住み込みの手伝いの仕事をしますが、ある日友だちに体を売る仕事に誘われます。スーダだったらどうするか、そしていくつかあるNGOのプログラムの中で、スーダにとって良いと思われるもの、さらにそのプログラムによってスーダの何の権利が守られるかを考えました。
後半は、甲斐田代表理事がカンボジアの子ども買春の現状と、そのためにどのような取り組みがされているか事例を挙げながら話をしました。子どもが買春や危険な労働から守られることはもちろん、子どもが働きに出なくて済むよう、親に収入を得る力をつけてもらうことが大切とのことでした。
<参加者アンケートより>
・子どもの気持ちになって考えること、実際自分がその立場だったら?と考えてみることはとても大切だと思いました。(30代、女性)
・おとなが「こうしてあげればいい」と思っていることばかりを押し付けるのではなく、子ども自身が「こうしたい」と思う力を育てる活動の姿を垣間見られた。(30代、女性)
今回のワークショップにはTOKYO FMの方も子ども買春の取材の一環として参加され、甲斐田代表理事とワークショップに参加された方々のインタビューが、7月22日(火)午後4時からの「バイブル」という番組でちょこっと放送される予定です。よろしければぜひお聴きください。
8月2日(土)には、タイの人身売買や子ども買春をテーマにした映画「闇の子どもたち」が公開されます。こちらもぜひご覧ください!
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