報告
2011年02月23日
2011年2月11日から17日まで、シーライツ◇カンボジアスタディツアーが実施されました。
今回は、社会人2名、学生6名の合計8名が参加しました。
出発の朝、成田空港はみぞれ混じりの冷たい雨が降っていましたが、その6時間半後、到着したベトナム・ホーチミンは30℃を超える暑さ。
陸路で国境を超え、カンボジアに入りました。
ベトナムとの国境沿いのスバイリエン州は、その立地と貧困からホーチミンへ出稼ぎにでる村人が多く、子どもも例外ではありません。
出稼ぎは、人身売買や児童労働の危険が高いだけでなく、子どもたちの教育の機会を奪ってしまいます。
こういった問題を子どもたち自身が学び、身を守ることができるようエンパワーする取り組みを視察しました。
農村の視察のあとは、首都プノンペンに移動し、買春宿などで性的搾取の被害にあった女性たちが困難を乗り越え社会復帰し、子どもを育てながら働いている縫製所を訪問しました。
また、ストリートチルドレンを職業訓練などを通じて直接支援しながら、一方で地域のおとなや観光客をも巻き込み、子どもたちをさまざまな暴力の危険から守るネットワークづくりに取り組むNGOを訪問しました。
そして、アンコール遺跡群の観光!
カンボジアの子どもたちが直面する深刻な問題に心を痛めたり、子どもたちの輝く笑顔に励まされたりと深く心を動かされた5泊7日でした。
次回のスタディツアーは2011年夏に実施予定です。
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