お知らせ

千葉県流山市にて、世界の子ども権利かるたワークショップを開催しました!

報告

2024年05月25日

 

こんにちは! C-Rights インターンの村上由佳です。

 

今回は、2023年8月21日(月)に千葉県流山市で開催した

「世界の子ども権利かるた大会 & 解説 子どもの権利条約」での様子をご報告します。

このイベントは、「流山市に子どもの権利条約を広めるプロジェクト」で、今回で第3回目の開催となりました。大人24人、小中学生15人が参加しました。

 

ワークショップの様子①

 

日時:2023年8月21日(月)

場所:千葉県流山市生涯学習センター

主催者:流山子育てネット

講演者:甲斐田万智子

インターンメンバー:角園彩花、村上由佳

内容:世界の子ども権利かるたのワークショップ、オリジナルかるたの創作、甲斐田代表理事の解説、クイズ

 

ワークショップの様子②

 

≪活動報告≫

かるた大会は、小学1年生から中学生までの子ども達と大人の混同グループ(6グループ)で行いました。

かるた大会は、大盛況で、子どもたちは一生懸命かるたを取り、終わった後には「最も気になったかるた」や「友達に伝えたいかるた」をグループでシェアしました。その後、オリジナルかるた作りを行い、子どもたちの素直な気持ちが表現された素敵なかるたが完成しました。

「友達に伝えたいかるた」では、色々意見がある中、特に「ま:まちがってもいいんだよ・挑戦することが大事だね」が多く、子ども達が挑戦の大切さを学んでいることが感じられました。

オリジナルかるたでは、「いいわけくらいちょっとさせてよ」、「だいすきなゲームのじかんとらないで」などのメッセージかるたが作られました。

このイベントを通じて、子どもたちはただ遊ぶだけでなく、多くのことを学び、自分自身の気持ちや考えを表現する力を育んだのではないかと思います。次回もぜひ、こういった素晴らしいイベントが流山市で開催され、さらに多くの子どもたちに参加してもらいたいです。また、親子で参加することで、子どもの意見を改めて聞けるいい機会だと感じました!

 

ワークショップの様子③

 

≪アンケート≫

  • 良かったところ

・権利が54もあるとは思わなかった。でももっと増えてほしい。世界のこども達のために(12歳 中学1年生)

・かるたで楽しく権利条約が知れてよかった。(9歳 小学4年生)

・子どもの権利がよく分かった(8歳 小学3年生)

・先生やさしかった!(9歳 小学4年生)

     

  • 印象に残ったかるた

・「たすけてって誰でも言っていいんだよ」(12歳 中学1年生)

・「ノーって言ってもいいんだよいやな時は」(9歳 小学4年生)

・「そんなにいるの?34億5600万人の貧しいこども」(8歳 小学3年生)

     

  • 印象に残った子どもの権利

・自由の権利(12歳 中学1年生)

・参加する権利(9歳 小学4年生)

・健康医療の権利(8歳 小学3年生)

     

  • これからの生活にいかしていきたいこと

・別にこれからも大人が決めることではないと思うし、大人が子どもに全部決める=大人のわがまま。子どもにだってできる、大人だから全部うまくいくわけではない。(12歳 中学1年生)

・意見を沢山いう(9歳 小学4年生)

・友達や友達ではない子でも協力しあって暴力などをなくしたい。(8歳 小学3年生)

・おもったことは、正直にいいたい。(12歳 小学6年生)

・友達を傷つけないように気をつける(9歳 小学4年生)

     

  • 子どもの権利について学んだこと

・「大人の方がエライ」の、その考えは全く間違っている。大人だから何?指示をだす。それはおかしい。(12歳 中学1年生)

・むずかしい(9歳 小学4年生)

・いろいろな子どもの権利があること、まだあまり知られてないこと。(8歳 小学3年生)

 

一番気になったかるた

 

主催者の方々と

子どもの権利についての研修や人身売買・児童労働に関する子ども向けの啓発に必要な文房具を配布することができます。

童話や物語の本を5冊購入し、本が傷まないように補強してから図書室に届けることができます。

村の清掃と衛生について学ぶ「ゴミ拾いキャンペーン」を1回開催することができます。