お知らせ
2021年03月12日
およそ1年前、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全国一斉休校となりました。その後も各地で子どもたちは様々なコロナの影響を受け、2020年の児童相談所への児童虐待の通告数は過去最多となり、子どもの自殺も大幅に増えました。そんななか、私たちはどれだけ子どもたちの声を聴くことができたでしょうか。
シーライツは、アーユス『街の灯』支援事業の助成により、コロナ禍の子どもたちの声を聴くプロジェクトを行ってきました。この度、そこで聞こえてきた子どもたちの声をご報告し、子どもたちがつらい気持ちや望んでいることを周りのおとなに伝えられるようにするため、どのように子どもの権利を知らせていけばいいかゲストの皆さんと考えたいと思います。
当日は、4回の調査結果を実施し子どもたちが感じているストレスについて発信してこられた医療の方、不登校の子どもなどの居場所を運営しているNPOの方、LGBTQについて啓発活動をしているNPOの方、オンラインで性被害に遭った女性や少女たちの相談を受けているNPOの方からもお話いただく予定です。
どなたでもご参加できます。
日時:2021年3月27日(土)14:00〜16:00
場所:オンライン(ZOOMを予定)
申込み:以下のサイトより3/26(金)正午までにお申し込みください。申込いただいた方に参加用URLをお送りします。
https://forms.gle/JUdmVZJVDXYnSTn7A
参加費:無料
定員:なし
主催:認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)
後援:広げよう!子どもの権利条約キャンペーン
タイムスケジュール
14:00 開始の挨拶
14:05〜14:15 「子どもの力 ~コロナ禍で聞かれた子どもたちの声」
(田中恭子さん 国立成育医療研究センターこころの診療部 児童・思春期リエゾン診療科 診療部長、子どもの権利条約総合研究所運営委員)
14:15〜14:55 「コロナによって子どもたちが受けた影響」(甲斐田万智子 シーライツ代表理事)
14:55 ゲストによるリレートーク
14:55〜15:10 「コロナ禍だからこそ必要な子どもの居場所」(西野博之さん 認定NPO法人フリースペースたまりば理事長、川崎市子ども夢パーク所長、フリースペースえん代表)
15:10〜15:25 「コロナ禍に家族やまわりのおとなの知識不足により苦しむLGBTQの子どもたち」(NPO法人ASTA))
15:25〜15:40 「コロナ禍にオンラインで性的搾取を受ける少女たち」(金尻カズナさん NPO法人ぱっぷす代表理事)
15:40 質疑応答
15:50 まとめ
16:00 終了
当日、紹介予定の『子どもの権利と新型コロナ』
(長瀬正子やさしい日本語訳・momoいらすとれーしょん・ちいさなとびら発行)より一部、内容を画像にてご紹介させていただきます。
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