お知らせ
2011年09月25日
カンボジアの子ども支援をとおして子どもの権利を考える
国際子ども権利センター(C-Rights)×カンボジアの教育を支える会(PACE)
共催セミナー
「途上国に学校を建てるだけでいいの?~学校建設の先に必要なこと」
『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』という映画が向井理さん主演で9/23から公開されているのをご存じですか。現在日本では国際協力団体が多く存在し、この映画の公開にも見られるように、カンボジアに対する支援に注目が集まっています。
カンボジアは現在、急速な経済成長を遂げています。しかしその一方で、経済開発にともない農民が十分な補償を得られないまま自らの土地を奪われ移住させられるという、土地問題が各地で起きています。NPO法人カンボジアの教育を支える会(PACE)が支援するコンポン・スプー州の小学校周辺では、民間企業による大規模なプランテーション計画によって強制移住に遭い、小学校に通うことができなくなった子どもが数多くいます。移住させられた土地に学校はもちろん病院も田畑もありません。このような状況でさまざまな子どもの権利が守られていません。
本セミナーでは、映画『僕たちは世界を変えることができない~』の原作者・葉田甲太さん(現在は医師)と同じく現役大学生を中心として活動しているPACEが、現地活動を通して実際にみてきた子どもの置かれている状況を説明し、その後、子どもたちの権利の擁護を目指してカンボジアで活動しているNPO法人国際子ども権利センター(C-Rights)代表理事の甲斐田万智子が子どもの権利の視点からこの問題について解説します。
今必要とされている支援について深く考えるきっかけの場になると思います。国際協力に興味がある方、実際に関わっている方をはじめ、葉田甲太さんの本を読んだり映画を観てカンボジアに興味を持った方もぜひご参加ください!
当日の司会・進行は、東洋大学人間科学総合研究所所属・社会学部教授の森田明美先生です。
※葉田さんは、建設後の小学校維持のため、今なお尽力されていらっしゃいます。
■日時:2011年10月29日(土)午後2時から4時
■会場:東洋大学・白山キャンパス 5号館2階5201教室(〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20)
(アクセス)・都営地下鉄三田線白山駅 「正門・南門」A3出口より徒歩5分、
「西門」A1出口より徒歩5分
・東京メトロ南北線本駒込駅 「正門・南門」1番出口より徒歩5分
(地図)http://www.toyo.ac.jp/access/hakusan_j.html
■報告者:NPO法人カンボジアの教育を支える会(PACE)
認定NPO法人国際子ども権利センター/C-Rights 代表 甲斐田万智子
■主催:国際子ども権利センター(C-Rights)、カンボジアの教育を支える会(PACE)、東洋大学人間科学総合研究所
■参加費:一般700円 PACE及びC-Rights会員500円 (当日受付にて)
■定員:50名(先着順)
■申込締切:10月25日(火)
■参加申込・お問い合わせ:国際子ども権利センター(C-Rights)
※本文に(1)お名前 (2)所属(大学名) (3)参加人数 ※複数名の場合は、全員のお名前・所属をお書きください (4)連絡先メールアドレス 又は、電話番号 をお書きいただき、info@c-rights.org へお送りください。
————————————————————————-
認定NPO法人 国際子ども権利センター(シーライツ)
Mail: info@c-rights.org HP: http://www.c-rights.org
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3F
Tel&Fax: 03-5817-3980
Recent News