お知らせ

青山学院大学で、世界の子ども権利かるたワークショップを開催しました!

お知らせ

2024年08月7日

 

こんにちは!
C-rights インターンの高田有梨です。今回は7月3日に行われた、青山学院大学の「子どもと人権」の授業にて行ったかるたのワークショップについて報告します。

 

日時 7月3日
場所 青山学院大学 渋谷キャンパス
授業 子どもと人権
担当教員 谷口洋幸先生
参加者 青山学院大学学生64名
甲斐田万智子代表理事のゼミ生でC-rightsボランティアとインターン(宮﨑、石山、村上、大場、漆原、飯田、長谷川、中村、嘉村、高田)
活動内容 世界の子ども権利かるたワークショップ・地球市民ビンゴ

 

ワークショップの様子①

 

〈活動報告〉

 

7月3日に青山学院大学で、甲斐田代表理事ゼミの学生ボランティアとインターンで世界の子ども権利かるたワークショップを開催させていただきました。今回私たちが開催するのが2回目ということもあり、昨年より緊張せずに行うことが出来ました。

 

最初に甲斐田代表理事のファシリテーターのもと、地球市民ビンゴを行い、ビンゴを通して子どもの権利の基礎について理解を深め、基礎を再確認してもらいました。その後、世界の子ども権利かるたを10グループに分かれて行いました。かるたを通し、「気になったかるた」や、「子どもに伝えたいかるた」を選んでもらいながら理解を深めてもらいました。

 

ワークショップの様子②

 

〈参加した甲斐田代表理事のゼミ生の感想〉

 

・グループで「子どもの権利について知っていますか」と聞いたら7人グループのほとんどが知っていて、昨年開催した時よりも知っている人が多くてびっくりした。ビンゴもみんな積極的で、やりがいを感じた。

・今回は、司会としてワークショップに参加させて頂いたのですが、学生の皆さんの協力もあってお互いに円滑に進んだのと、私たちワークショップを開く側も授業を受ける側もどちらも楽しんでおこなっていた印象を受けました。

・多くの学生が真剣に子どもの権利について考えていたり、多くの子どもの人権に関する問題や課題があることに気づいていたりしていて、やってよかったという印象になりました。

 

ワークショップの様子③

 

〈青山学院大学の学生の感想〉

 

☆ グループワークを通して、他の生徒からの意見やカルタなどから、靴下の長さを選ぶこと、強制的に坊主にさせられないこと、給食で何を食べるかを決められること、授業中に水を飲むことなども子どもの権利であると思った。また、このようなルールについて、子どもがおかしいと思ったり、理不尽だと主張するときに、その意見を反映されることもとても重要な権利であると学んだ。全ての子どもが大人と対等な人間であると理解できる教育やNOと言える環境を整えることも権利を守るために大切である。

 

☆ アクティビティを通してより気軽に子どもの権利を学ぶことができ、またより自分の考えを素直にアウトプットすることができました。学問という形よりももっと身近に、”常識”として子どもの権利を浸透させることが社会にとって重要な使命であるのだと思います。

 

☆ 自分が子供の時に感じていたことに権利がたくさんあったと思った。

 

☆ カルタを通して、子どもが様々な状況から守られなければならないことを学びました。また、口もプライベートゾーンと同様に扱われるということをはじめて知りました。授業というよりは楽しんでできる活動が多くて、知識がない人にもこのような授業なら楽しんでもらえるのかなと感じました。

 

☆ 意見表明権、生きる権利、守られる権利、参加する権利、育つ権利、子どもの最善の利益などを学習した。メンバーの中には「自分はいい子じゃないと親から愛情をもらえなかった」と告白してくれた人がいた。しかし子どもも心が疲れている時は休むべきだし、親ではなく子どもの意思を尊重して育てられるべきだと思う。教育現場でもっと子どもの権利条約を説明することで、権利の主体である子どもたちが考える/訴える契機になるはずだ。

 

☆ 今日の授業をとおして、自分らしく生きるという子どもの権利を学ぶことができた。子どもの権利かるたの多くは、大人が勝手に決めたルールに縛られたり、自分の人生について自分で決めることができない子どもたちに対する問いかけがほとんどであった。子どもたちが自分らしく自由に生きられるようにするためには、子どもたちが積極的に自分の意見を発することが出来る場を増やしていくべきなのではないかなと考えた。子どもだから大人の言うことを聞かなくてはならないということは決して正しいことではないと思う。自分で判断して自己決定をすることこそ、子どもの権利において最も重要なことなのではないかなと今回認識することができた。

 

☆ 私が今回学んだ子どもの権利としては、意見を表明する権利と、その意見が反映される権利です。子どもが意見を表明することはできても、それが反映されることは少ないように思います。例えば、中学校の校則を変えたいと考えても、大人たちを説得できるだけの理由をもってこい、などと言われることがあります。しかし、中学生はまだ自分の意見をうまく表現できないこともあります。それをサポートしてくれる大人が必要ですが、この例ではサポートする側であるはずの教員がその役目を放棄してしまっているために、生徒の意見が反映されなくなってしまっていると考えられます。意見を反映するやり方を教える教育が必要だと思いました。

 

☆ 子供が自由に発言する権利や多様性を認めるべきだというような内容。カルタやビンゴが楽しかったです。以前より理解を深めることができました。

 

☆ 今回の授業で扱ったカルタを通じて、子供の権利条約にあるものだけでなく、日常生活においても子どもには権利があることが分かりました。カルタにある、嫌なことにはノーと主張する権利だったり、行きたくない時には学校を休んでもいいのだという言葉は条約に直接書いてないとしても、子どもの権利として非常に重要な権利だと思いました。

 

☆ 10人目子どもはもちろん守られる存在ではあるが、権利の主体として発言していくことも大切であることがわかった。大人には子供の気持ちが100%わかるわけではないため、子どもの意見にしっかりと寄り添い対話を行うことが子どもの権利を扱う上で1番必要であると感じた。子どもの権利とは多岐にわたるものであり全てを定めることは不可能に近いから、私たち一人一人が高い意識を持って考えていくことが大切であると思った。

 

ワークショップの様子④

 

〈オリジナルかるたの一部を紹介〉

 

『こ』「子どもにはまだ早い」決められる頃にはもう大人?

 

『ぼ』ボール遊び禁止なんでダメなの?

 

『こ』子どもは親の操り人形じゃないんだよ

子どもの権利についての研修や人身売買・児童労働に関する子ども向けの啓発に必要な文房具を配布することができます。

童話や物語の本を5冊購入し、本が傷まないように補強してから図書室に届けることができます。

村の清掃と衛生について学ぶ「ゴミ拾いキャンペーン」を1回開催することができます。

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2024年08月7日

 

こんにちは!
C-rights インターンの高田有梨です。今回は7月3日に行われた、青山学院大学の「子どもと人権」の授業にて行ったかるたのワークショップについて報告します。

 

日時 7月3日
場所 青山学院大学 渋谷キャンパス
授業 子どもと人権
担当教員 谷口洋幸先生
参加者 青山学院大学学生64名
甲斐田万智子代表理事のゼミ生でC-rightsボランティアとインターン(宮﨑、石山、村上、大場、漆原、飯田、長谷川、中村、嘉村、高田)
活動内容 世界の子ども権利かるたワークショップ・地球市民ビンゴ

 

ワークショップの様子①

 

〈活動報告〉

 

7月3日に青山学院大学で、甲斐田代表理事ゼミの学生ボランティアとインターンで世界の子ども権利かるたワークショップを開催させていただきました。今回私たちが開催するのが2回目ということもあり、昨年より緊張せずに行うことが出来ました。

 

最初に甲斐田代表理事のファシリテーターのもと、地球市民ビンゴを行い、ビンゴを通して子どもの権利の基礎について理解を深め、基礎を再確認してもらいました。その後、世界の子ども権利かるたを10グループに分かれて行いました。かるたを通し、「気になったかるた」や、「子どもに伝えたいかるた」を選んでもらいながら理解を深めてもらいました。

 

ワークショップの様子②

 

〈参加した甲斐田代表理事のゼミ生の感想〉

 

・グループで「子どもの権利について知っていますか」と聞いたら7人グループのほとんどが知っていて、昨年開催した時よりも知っている人が多くてびっくりした。ビンゴもみんな積極的で、やりがいを感じた。

・今回は、司会としてワークショップに参加させて頂いたのですが、学生の皆さんの協力もあってお互いに円滑に進んだのと、私たちワークショップを開く側も授業を受ける側もどちらも楽しんでおこなっていた印象を受けました。

・多くの学生が真剣に子どもの権利について考えていたり、多くの子どもの人権に関する問題や課題があることに気づいていたりしていて、やってよかったという印象になりました。

 

ワークショップの様子③

 

〈青山学院大学の学生の感想〉

 

☆ グループワークを通して、他の生徒からの意見やカルタなどから、靴下の長さを選ぶこと、強制的に坊主にさせられないこと、給食で何を食べるかを決められること、授業中に水を飲むことなども子どもの権利であると思った。また、このようなルールについて、子どもがおかしいと思ったり、理不尽だと主張するときに、その意見を反映されることもとても重要な権利であると学んだ。全ての子どもが大人と対等な人間であると理解できる教育やNOと言える環境を整えることも権利を守るために大切である。

 

☆ アクティビティを通してより気軽に子どもの権利を学ぶことができ、またより自分の考えを素直にアウトプットすることができました。学問という形よりももっと身近に、”常識”として子どもの権利を浸透させることが社会にとって重要な使命であるのだと思います。

 

☆ 自分が子供の時に感じていたことに権利がたくさんあったと思った。

 

☆ カルタを通して、子どもが様々な状況から守られなければならないことを学びました。また、口もプライベートゾーンと同様に扱われるということをはじめて知りました。授業というよりは楽しんでできる活動が多くて、知識がない人にもこのような授業なら楽しんでもらえるのかなと感じました。

 

☆ 意見表明権、生きる権利、守られる権利、参加する権利、育つ権利、子どもの最善の利益などを学習した。メンバーの中には「自分はいい子じゃないと親から愛情をもらえなかった」と告白してくれた人がいた。しかし子どもも心が疲れている時は休むべきだし、親ではなく子どもの意思を尊重して育てられるべきだと思う。教育現場でもっと子どもの権利条約を説明することで、権利の主体である子どもたちが考える/訴える契機になるはずだ。

 

☆ 今日の授業をとおして、自分らしく生きるという子どもの権利を学ぶことができた。子どもの権利かるたの多くは、大人が勝手に決めたルールに縛られたり、自分の人生について自分で決めることができない子どもたちに対する問いかけがほとんどであった。子どもたちが自分らしく自由に生きられるようにするためには、子どもたちが積極的に自分の意見を発することが出来る場を増やしていくべきなのではないかなと考えた。子どもだから大人の言うことを聞かなくてはならないということは決して正しいことではないと思う。自分で判断して自己決定をすることこそ、子どもの権利において最も重要なことなのではないかなと今回認識することができた。

 

☆ 私が今回学んだ子どもの権利としては、意見を表明する権利と、その意見が反映される権利です。子どもが意見を表明することはできても、それが反映されることは少ないように思います。例えば、中学校の校則を変えたいと考えても、大人たちを説得できるだけの理由をもってこい、などと言われることがあります。しかし、中学生はまだ自分の意見をうまく表現できないこともあります。それをサポートしてくれる大人が必要ですが、この例ではサポートする側であるはずの教員がその役目を放棄してしまっているために、生徒の意見が反映されなくなってしまっていると考えられます。意見を反映するやり方を教える教育が必要だと思いました。

 

☆ 子供が自由に発言する権利や多様性を認めるべきだというような内容。カルタやビンゴが楽しかったです。以前より理解を深めることができました。

 

☆ 今回の授業で扱ったカルタを通じて、子供の権利条約にあるものだけでなく、日常生活においても子どもには権利があることが分かりました。カルタにある、嫌なことにはノーと主張する権利だったり、行きたくない時には学校を休んでもいいのだという言葉は条約に直接書いてないとしても、子どもの権利として非常に重要な権利だと思いました。

 

☆ 10人目子どもはもちろん守られる存在ではあるが、権利の主体として発言していくことも大切であることがわかった。大人には子供の気持ちが100%わかるわけではないため、子どもの意見にしっかりと寄り添い対話を行うことが子どもの権利を扱う上で1番必要であると感じた。子どもの権利とは多岐にわたるものであり全てを定めることは不可能に近いから、私たち一人一人が高い意識を持って考えていくことが大切であると思った。

 

ワークショップの様子④

 

〈オリジナルかるたの一部を紹介〉

 

『こ』「子どもにはまだ早い」決められる頃にはもう大人?

 

『ぼ』ボール遊び禁止なんでダメなの?

 

『こ』子どもは親の操り人形じゃないんだよ