仮放免の状況におかれている子どもたちの現状を知る学習会を開催しました。

みなさん、こんにちは!
今年度シーライツでは、「No ヘイト/Yes 共生~みんなでつくる海外ルーツ&アライ動画プロジェクト」(公益財団パブリックリソース財団 Y’sファンド D&I基金助成事業)に取り組んでいます。
このプロジェクトは、シーライツのユース(高校生・大学生)メンバーが中心となって実施しています。普段は週1回オンラインミーティングを行っていますが、月に1回シーライツの事務所でもミーティングを行っています。
7月5日(日)の第2回対面ミーティングでは、仮放免の状況におかれている高校生を支援している金澤伶さんをお招きし、「不法滞在者ゼロプランから一年 〜排外主義の制度化と難民・移民の子どもたちに起きていること」と題してレクチャーをしていただきました。

参加者は、シーライツのコアユースメンバー、新しくプロジェクトに入ってくださった高校生メンバー、小学4年生の大野りりあなさんとお父さん、甲斐田代表理事と佐藤事務局長でした。りりあなさんは、7歳のときに絵本『ここにもあったよ自由としあわせ』を書いた人でNHKテレビでも活躍しています。
大野りりあな | 自費出版の幻冬舎ルネッサンス
金澤さんのお話は、政府による「ルールを守らない外国人」という曖昧な表現が外国人一般への不安や嫌悪感を生み出し、排除を正当化していること。
実際は、刑法犯検挙人のうち、不法滞在者はわずか0.25%しかいないこと。
ゼロプランによって、子どもたちまで犯罪者のように扱われるようになるなど、海外ルーツの人たちがいつ家族や友人が逮捕されるかと不安は大きくなっていることについてまずお話いただきました。
次に、仮放免の子どもたちが、親は働けず、公的支援も受けることができず、貧困状態に置かれ、一日一食も満足に食べることができない厳しい子どもたちの様子をお話いただきました。
そんな大変な状況のなか、子どもたちは勉強や部活動に励み、大学進学を目指していたが、突然強制送還されてしまうこと、「努力しても無意味になってしまう」と希望を失ってしまうとのことでした。
追い打ちをかけているのが、官製ヘイト、つまり、政府が行っている「在留資格審査手数料」や経営管理ビザの大幅値上げなど、まるで海外ルーツの人を追い出すことが目的のような政策。
金澤さんは、子どもたちは国籍や在留資格にかかわらず、平等な権利をもっているはずなのに、教育を受ける権利、医療を受ける権利、家族と共に暮らす権利、将来を選ぶ権利が制限されていると話し、子どもたちは「平等に扱ってほしい」、と訴えていることを伝えてくださいました。
私たちのプロジェクトで、少しでもこうした子どもたちの声を社会に伝えていくことがでればと考えています。
☆このプロジェクトは、現在一緒に活動をつくる海外ルーツの子ども・ユース&海外ルーツの子ども・ユースと共に活動するアライ(仲間)の子ども・ユースを募集しています!!関心のある方は、お気軽にinfo@c-rights.orgまで連絡をください!☆
☆シーライツでは、全ての事業において、全ての関係者(子ども・ユース・おとな)の人権が守られ、「子ども・若者のセーフガーディング」に基づいて活動を実施しています。☆
国際子ども権利センター 子どもと若者のセーフガーディング指針 2025 05 30.docx
20251106-セーフガーディング行動規範誓約書.pdf
