フレンズ・インターナショナルからのメッセージ 〜フレンズのマークさん〜
Dear Japanese Travelers,
There are over 150 million street children in the world. You may not know this, but you may be keeping them on the streets.We encourage you to reconsider how you engage with street children during your travels.
Over the last 15 years, working with many marginalized children and youth from the streets and broken communities, we’ve learned many lessons about child protection. Therefore, it’s our responsibility to share these lessons with you so that you too can protect children and reduce the number of street children around the world.
The lessons are delivered as 7 easy tips for travelers to follow. Today, C-Rights and Friends-International have joined together to let every Japanese traveler know about the ChildSafe Traveler Tips campaign. We hope you’ll join our global movement that really does keep children safe. Your Friend, Mark Turgesen ChildSafe Network International Coordinator
▲"フレンズ"創設者の一人・Mark(マーク)
(日本語訳)
日本の旅行者のみなさんへ、
世界には実に1億5千万人以上のストリートチルドレンがいます。あなたの旅先での無意識な行動が、ストリートチルドレンの路上生活を助長しているかもしれないことをご存知ですか?旅先でストリートチルドレンと出会ったらどう接するか、ぜひ考え直してみてください。
フレンズ・インターナショナルは15年以上に渡り、路上やスラムの子どもと若者を支援してきた経験から、チャイルド・プロテクションについてたくさんのことを学びました。そして私たちは、世界中の人たちが一緒になって子どもを守り、ストリートチルドレンの数を減らすことができるように、学んだことを、みなさんに伝えていく役割を担っています。
トラベラーガイドには、旅行者が子どもを守るために簡単にできる7つの方法が書かれています。シーライツとフレンズ・インターナショナルは協働で、日本人旅行者へ向けた、チャイルドセーフ・ネットワーク・キャンペーンを開始しました。みなさんも子どもを守るための、グローバルな活動にぜひ参加してください。
お寄せいただいたアンケートからのメッセージ
実際にストレートチルドレンに会うと、感情的になってお金を渡したくなります。
リーフレット(トラベラーガイド)を読んで、その子にお金を渡しても、ストリートチルドレンを増やし、問題そのものの解決を遠ざけていることになることがわかり、子供たちが1日1日の生活ではなく、何年後かの未来に向かって生きていけるように自分にできることは何か、考えるようになりました。
東京都 Y.Tさん(女性)
チャイルドセーフネットワークがこれから世界全体にもっと広まればよいと思います。外部の人間が「守る」といっても限界があると思いますが社会全体が「子どもを守るんだ」という気持ちをもち、身近な人たちにはたらきかけるのはとても効果的だと思いました。
(匿名希望)
日本で生まれ育ってきた私にはカンボジアの子どもの現状にとてもショックを受けました。また、物乞いをする現地の子どもたちに何かあげることは良くないということ、あげることによって物乞いに依存してしまうということを知り、「欲しがっているのなら、少しくらいはいいかも」と思っていた自分が恥ずかしくなりました。
(匿名希望)
最も興味を持ったのが、自分たちがカンボジアに行くときに物乞いをしたりする人にお金を与えてはいけないということです。ストリートチルドレンからもししつこく求められたりきっとお金などを渡してしまうと思うので、ためになりました。
(匿名希望)