子どもの権利とは?
権利というのは、だれもが生まれたときからもっていて、誰にもうばうことができないものです。
人が人らしく生きるために必要とされるすべてのもの、その人がその人らしく生きられるためのものです。
「子どもの権利」がおとなの権利とちがうところは、主に2つあります。
1つめは、子どもは日々成長しているため、すこやかな成長のために必要なものがあたえられる権利。
2つめは、子どもは大人より弱い立場にあるため、子どもは子どもにとって有害で危険なもの・ことから守られる権利。
これらの子どものさまざまな権利が保障されるように、子どもがちゃんと使うことができるように、
おとな、自治体、政府は責任を果たさなければなりません。
子どもの権利は、1989年に国連で採択された子どもの権利条約に定められています。
子どもの権利条約とは?
国際連合(国連)が設立されたあとの1948年に「世界人権宣言」が採択され、
すべての人は生まれながらに「人権」をもっていることが世界で認められました。

そして、世界子どもの権利宣言が1958年に国連で採択されました。
しかし、宣言だけでは、法的に大きな力をもっているわけではないため、1979年の国連児童年をきっかけとして、ポーランドから提案され子どもの権利条約の草案づくりが始まりました。
この結果、子どもを一人の人間として尊重していたコルチャック先生の理念が条約で生かされ、子どもの市民的権利(参加の権利)が含まれました。
子どもの権利条約には、次の4つの原則があります。
「差別の禁止」
「子どもの最善の利益」
「子どもの意見の尊重」
「子どもの生存・発達の権利の尊重」
子どもはどんな子どもであっても、差別されない権利があります。
その子どもの生まれ(日本で生まれたかどうか)や肌の色、文化の違い、好きになる相手などによって、バカにされたり、ひどいことを言われたりしない権利があるのです。
子どもにかかわることを決めるときに、それが子どもにとって最もいいことなのかを考えて決めなくてはなりません。おとなの一方的な考えやおとなの都合で決めてはならないのです。
子どもにとって最もいいことかどうかは、子どもに聴いてみないとわからないときもたくさんあるため、子どもにかかわることを決めるときは子どもの気持ちや意見を聴かないといけません。子どもは聴かれる権利があるのです。
そしてもちろん、子どもには健やかに生きる権利・育つ権利があり、おとなはそれを保障しなければなりません。
子どもの権利条約には54条あり、この原則以外にも1つひとつ大切な権利が定められています。
それらの権利は「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」の4つのグループに分けられます。
「育つ権利」のなかには、教育への権利(学ぶ権利)、遊び・休む権利、十分な生活水準が得られる権利などが含まれます。
「守られる権利」のなかには、虐待や暴力から守られる権利、性的虐待から守られる権利、経済的搾取(児童労働)から守られる権利、麻薬から守られる権利などが含まれます。
そして、「参加する権利」には、意見や気持ちを表わす権利、グループをつくったり集会を開いたりする権利、適切な情報にアクセスする権利が含まれます。
子どもたちが置かれている状況を子ども自身もおとなも子どもの権利レンズを使って、子どもの権利が侵害されているか、守られているかを判断することができます。
もし、子どもの権利が侵害されているときは、子どもは権利保有者(rights holders)としてそれをおとなに相談することができます。知らなければつらい思いをしてもどうしたらいいかわからないで、そのつらい状況に置かれたままになるかもしれません。
おとなは、子どもから相談されたら、責務履行者(duty bearers)として、子どもの権利が保障されるように行動にうつさなければなりません。
こうした方法を「子どもの権利アプローチ」といいます。シーライツが大切にしてきた方法です。
子どもの権利条約とは?
国際連合(国連)が設立されたあとの1948年に「世界人権宣言」が採択され、
すべての人は生まれながらに「人権」をもっていることが世界で認められました。

そして、世界子どもの権利宣言が1958年に国連で採択されました。
しかし、宣言だけでは、法的に大きな力をもっているわけではないため、1979年の国連児童年をきっかけとして、ポーランドから提案され子どもの権利条約の草案づくりが始まりました。
この結果、子どもを一人の人間として尊重していたコルチャック先生の理念が条約で生かされ、子どもの市民的権利(参加の権利)が含まれました。
子どもの権利条約には、次の4つの原則があります。
「差別の禁止」
「子どもの最善の利益」
「子どもの意見の尊重」
「子どもの生存・発達の権利の尊重」
子どもはどんな子どもであっても、差別されない権利があります。
その子どもの生まれ(日本で生まれたかどうか)や肌の色、文化の違い、好きになる相手などによって、バカにされたり、ひどいことを言われたりしない権利があるのです。
子どもにかかわることを決めるときに、それが子どもにとって最もいいことなのかを考えて決めなくてはなりません。おとなの一方的な考えやおとなの都合で決めてはならないのです。
子どもにとって最もいいことかどうかは、子どもに聴いてみないとわからないときもたくさんあるため、子どもにかかわることを決めるときは子どもの気持ちや意見を聴かないといけません。子どもは聴かれる権利があるのです。
そしてもちろん、子どもには健やかに生きる権利・育つ権利があり、おとなはそれを保障しなければなりません。
子どもの権利条約には54条あり、この原則以外にも1つひとつ大切な権利が定められています。
それらの権利は「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」の4つのグループに分けられます。
「育つ権利」のなかには、教育への権利(学ぶ権利)、遊び・休む権利、十分な生活水準が得られる権利などが含まれます。
「守られる権利」のなかには、虐待や暴力から守られる権利、性的虐待から守られる権利、経済的搾取(児童労働)から守られる権利、麻薬から守られる権利などが含まれます。
そして、「参加する権利」には、意見や気持ちを表わす権利、グループをつくったり集会を開いたりする権利、適切な情報にアクセスする権利が含まれます。
子どもたちが置かれている状況を子ども自身もおとなも子どもの権利レンズを使って、子どもの権利が侵害されているか、守られているかを判断することができます。
もし、子どもの権利が侵害されているときは、子どもは権利保有者(rights holders)としてそれをおとなに相談することができます。知らなければつらい思いをしてもどうしたらいいかわからないで、そのつらい状況に置かれたままになるかもしれません。
おとなは、子どもから相談されたら、責務履行者(duty bearers)として、子どもの権利が保障されるように行動にうつさなければなりません。
こうした方法を「子どもの権利アプローチ」といいます。シーライツが大切にしてきた方法です。
子どもの権利条約と
「こども基本法」
2023年に始まったこども基本法は、子どもの権利条約の精神にのっとって子どものための対策をつくることを定めています。
子どもの権利条約の精神とは、簡単にいうと、子どもを一人の人として認めるということです。
子どもたちは、考えや意見を発信することができ、それが学校や、地域、社会に生かされるようにおとなはしていかなくてはならないということです。
そして、こども基本法の目的として(第3条)、子どもの権利条約の4つの原則が定められています。
また、第11条は、国と地方公共団体が、積極的に子どもの意見を取り入れなければならないと定めました。
そのため、子どもの意見を求め、それを反映していく仕組みを具体的につくっていくことになりました。
さらに第15条は、こども基本法と子どもの権利について、国民に知らせて理解をしてもらわなくてはならないと定めています。
もしも、学校で先生が教えてくれないときは、子どもたちから、「学校で権利について教えてほしい」と提案できるようになりました。
親子で参加できる子どもの権利のセミナーを地域で開いてほしい、と提案することもできます。
子どもの権利(条約)
について
もっと詳しく知りたい!
もっと具体的に子どもの権利を知りたい人は、
以下の書籍および「世界の子ども権利かるた」をご参照ください。
1.「毎日つかえる子どもの権利」
自分の未来は、自分で決める権利がある!
人からされたことで、いやなことはいやと言っていいし、おかしいことはおかしいと言っていい。
自分の言いたいことは、きちんと聞いてもらえる権利がある。
おとながこの世界を作っているのではなくて、子どもも、この社会をつくっていく権利がある。
だから、子どもの権利はつかうことが大切!
この本は、中学生くらいの子どもくらいから直接読めて、日常で困ったとき、おかしいと思ったとき、どうしたらいいのか、自分にどんな権利があるのか、そして誰にどのような相談をしたらいいのか、よくわかり、つかえるように書かれています。
(アルパカWEBページより)
2.「世界中の子どもの権利をまもる30の方法」
編集:認定NPO法人国際子ども権利センター、甲斐田万智子
監修:荒牧重人(合同出版)
子どもと学ぶ! 国際理解・権利学習の入門書。
SDGs(持続可能な開発目標)を実践的に学べるヒントが満載!
(合同出版WEBページより)
3.「きみがきみらしく生きるための 子どもの権利」
監修:甲斐田万智子
出版社:KADOKAWA【こども家庭庁推薦図書】
本書は「子どもの権利条約」の条文の内容をイラスト入りでわかりやすく解説すると同時に、困ったときの相談窓口情報や、SDGsとの関係、子どもの権利のための様々な取り組みやデータなども紹介した、小学生から学んで使える「子どもの権利」の入門書です。
全ページカラーでイラストもたくさん入っており、総ルビのため、小学校中高学年からひとりで読むこともできます。
子どもはもちろん、子どもに関わる全ての大人にも読んでほしい1冊です。
(KADOKAWA WEBページより)
4.「こども基本法 こどもガイドブック」
編集:FTCJ
著者:中島 早苗(同団体代表理事)、出野 恵子(同団体事務局長)、平尾 潔、甲斐田 万智子、平野 裕二
出版社:子どもの未来社
子どもたちに知ってほしい「こども基本法」をわかりやすく解説し、「子どもの権利とは何か」「権利が守られていなかったら」「権利を使うには」を弁護士と専門家たちが楽しく解説。
最後に「こども大綱」のポイント解説もあります。
2023年から施行された「こども基本法」の内容を子ども自身が知って、生かしていくための本です。
そもそも権利とは何か、こども基本法の元になっている「子どもの権利条約」についても、専門家たちがやさしくわかりやすく伝えます。
ぜひすべての子どもたちに読んでほしい本です。
(子どもの未来社WEBページより)
5.「世界の子ども権利かるた」
かるたを通して日本と世界の子どもが置かれている状況を知り、暮らしのなかで子どもの権利はきちんと守られているのか、考えてみる教材として最適です。
(合同出版WEBページより)
子どもの権利条約については、以下のWEBページに掲載されています。
子どもの権利(条約)
について
もっと詳しく知りたい!
もっと具体的に子どもの権利を知りたい人は、
以下の書籍および「世界の子ども権利かるた」をご参照ください。
自分の未来は、自分で決める権利がある!
人からされたことで、いやなことはいやと言っていいし、おかしいことはおかしいと言っていい。
自分の言いたいことは、きちんと聞いてもらえる権利がある。
おとながこの世界を作っているのではなくて、子どもも、この社会をつくっていく権利がある。
だから、子どもの権利はつかうことが大切!
この本は、中学生くらいの子どもくらいから直接読めて、日常で困ったとき、おかしいと思ったとき、どうしたらいいのか、自分にどんな権利があるのか、そして誰にどのような相談をしたらいいのか、よくわかり、つかえるように書かれています。
(アルパカWEBページより)
編集:認定NPO法人国際子ども権利センター、甲斐田万智子
監修:荒牧重人(合同出版)
子どもと学ぶ! 国際理解・権利学習の入門書。
SDGs(持続可能な開発目標)を実践的に学べるヒントが満載!
(合同出版WEBページより)
監修:甲斐田万智子
出版社:KADOKAWA【こども家庭庁推薦図書】
本書は「子どもの権利条約」の条文の内容をイラスト入りでわかりやすく解説すると同時に、困ったときの相談窓口情報や、SDGsとの関係、子どもの権利のための様々な取り組みやデータなども紹介した、小学生から学んで使える「子どもの権利」の入門書です。
全ページカラーでイラストもたくさん入っており、総ルビのため、小学校中高学年からひとりで読むこともできます。
子どもはもちろん、子どもに関わる全ての大人にも読んでほしい1冊です。
(KADOKAWA WEBページより)
編集:FTCJ
著者:中島 早苗(同団体代表理事)、出野 恵子(同団体事務局長)、平尾 潔、甲斐田 万智子、平野 裕二
出版社:子どもの未来社
子どもたちに知ってほしい「こども基本法」をわかりやすく解説し、「子どもの権利とは何か」「権利が守られていなかったら」「権利を使うには」を弁護士と専門家たちが楽しく解説。
最後に「こども大綱」のポイント解説もあります。
2023年から施行された「こども基本法」の内容を子ども自身が知って、生かしていくための本です。
そもそも権利とは何か、こども基本法の元になっている「子どもの権利条約」についても、専門家たちがやさしくわかりやすく伝えます。
ぜひすべての子どもたちに読んでほしい本です。
(子どもの未来社WEBページより)
かるたを通して日本と世界の子どもが置かれている状況を知り、暮らしのなかで子どもの権利はきちんと守られているのか、考えてみる教材として最適です。
(合同出版WEBページより)
子どもの権利条約については、
以下のWEBページに掲載されています。
「世界の子ども権利かるた」
ワークショップを実施される
皆さまへ
このかるたは、シーライツの活動に関わるユースのボランティア・インターンが中心となって制作されました。
制作の過程では、子ども達の意見も聴きました。
ワークショップを通して、子どもたち自身が子どもの権利について知り、自分も他者も大切にしながら、暮らしの中で権利を守り合うにはどうしたら良いのかを考え合うきっかけになればと思っています。
シーライツでは、かるたワークショップをみなさんが実施される際に参考にしていただく進行マニュアルなどを作成しています。
現在鋭意作成中ですが、完成しだいホームページやSNS等でご案内いたします!
「世界の子ども権利かるた」
ワークショップで作成された
オリジナルかるたのご紹介
これまで実施したワークショップの中で、こども・おとなが作成してくださった「オリジナルかるた」(一部)を
以下ご紹介します!カッコに年齢が記載されていない方は、おとなの方です。






